ふと思い出したことを書こうと思って。

それはずいぶん前、友人と電話で話したときのこと。

わたしは自分が落ち込んでいて苦しい状態だったことを知られたくなくて、目一杯ハイテンションで話していた。

明るく、楽しげに。

いつもそうだった。

多分、今もそう。

そういうの、人は綺麗に騙されてくれるじゃない?

しかし、友人は騙されてくれなかった。

ひとしきりにぎやかに話した後、一言ポツリと。

「元気ないね、どうしたの?」

って聞かれたよ。

泣き崩れそうになった。

あの時そうすればよかったのにね。

結局、最後までそうしなかった。

今頃になって泣きたくなるなんて。

何年も前のことなのに。

あぁ、わたしは恵まれていたんだなと、今更ながらに思う。

生きるのに疲れてしまったら、このことを思い出して心を温めよう、って。

一人ぼっちではなかったことを思い出せるから。

・・・

明日は朝5時の電車に乗って撮影現場に向かうというのに。

今夜はどうにもならない。

ただブログ記事を書こうとしただけだったのに。

ふとした思いつきを書き始めたはずなのに。

涙が止まらない。

・・・

シェアもしないし、タグ付けもしない、誰にも読まれないつもりで書いた記事ではあるけれど。

もしあなたの目に止まったなら、読んでくれてありがとう。

きっとあなたは優しい、とても。

おやすみ。