(アイキャッチ画像:Men in suits vol. 3より)

表情、表情、表情。

顔だけではない、身体の動き、スタイリング、あらゆる要素に表情が現れる。

「表情が魅力的だと感じるかどうか。」

というモノサシのような一つの基準を採用してみると、これまでよりも取捨選択ができるように感じる。

膨大な撮影データの中から、これぞ!というカットを選ぶのは難しい。

否、選ぶより捨てるのが難しい。

これは選ばない、という選択が難しい。

あれもこれもと、欲張りたくなってしまう。

しかし、その被写体の表情に注目し、あらん限りの集中力で削り出すようにカットを選ぶ。

撮影をした時の空気や感覚を呼び起こしながら。

会話を反芻しながら。

そして最近はポートレートに対して自分なりの基準を作ってみた。

「そのポートレート、被写体の替えが効くか、効かないか。」

わたしは絶対に被写体の替えが効かないポートレートが撮りたい。

被写体がその人だったからこそ、その人ならではの魅力溢れるポートレートを撮りたい。

その人でなければ撮れなかった一枚を撮りたい。

背景や歴史、個性や嗜好、あぁ、この人はこういう人なのかも、と画面の向こう側の物語を想像したくなるような写真を撮りたい。

・・・

これが今のところ他の誰の為でもない、ただ自分にとっての最適解だと思う。

そして自分が被写体だったならそんな風に撮られたいという願望でもある。

千差万別、十人十色。

撮影者の数だけ、様々な解や取り組みがある。

わたしはこれで行こうかと。

・・・

<お知らせ>

2018年6月・香港での撮影、受付けてます(^ ^)

プロフィール、カップルフォトなど、ぜひどうぞ!!