人って追い詰められた精神状況になると、不思議なものを見るんだなぁと思う。

時々、前世なのか、もしくは脳が見せる記憶の断片を紡いだ何らかのイメージなのか、自分でも理解ができない画像が網膜の奥に現れるんだよね。

通算5年のシンガポール生活から引き上げるときは、ずっとオレンジと紫色の夕焼けのような色合いが何日も見え続けていたり。

勝手に過去の回想シーンが走馬灯のように現れたりもした。

この話はまた今度書こうかな。

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さて、今回取り上げるのは、最近見えた二つのストーリー。

全く違う世界なのに同じ「罪悪感」のストーリーラインを辿るという。

一つめは、わたしがどこか中国みたいな大きな国の、何千何万という大軍を率いる武将をしているイメージ。

自分で言うのも何だけど、赤い甲冑が似合っててシビれるくらいにかっこいいの。

荒々しいくせに微に入り細に入り心配りをして、みんなに怖がられつつ尊敬されて慕われるリーダー。

でもね、ある時戦いに負けてしまうんだよね。

大敗北を喫するの。

慕ってくれた部下がみんな死んでしまって、自分だけ生き残って故郷に帰るのね。

それはそれは大非難を受けるだろうと思いきや、誰も自分を責めないの。

みんなして「よく帰ってきた。よくやった。」って。

余計に自分のこと許せなくて。

悔しくて悲しくて。

猛々しい武将だったなんてもう誰もわからないような、絶対に怒らない優しいおじいちゃんになって、穏やかな余生を送るんだけど。

死ぬまでまでずっと石に部下の名前を刻んでお墓を作り続けるという。

それが一つめのストーリー。

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二つめは、橋を作る現場監督。

これは昔の韓国のようなイメージ。

建設途中の橋が完成に近づいた時、台風がきて洪水になるのね。

避難指示を出したけれど間に合わなくて。

橋の崩壊とともに作業員の部下たちがみんな流されてしまった。

自分の目の前で。

自分のせいだ、自分のせいでみんな死んだんだって、気も狂わんばかりになって。

それで、亡くなった部下の家を一軒ずつ訪問するのね。

地べたに頭をこすりつけるようにして謝りに行くの。

奥さんと小さい子がいるお家とか。

お母さん一人きりのお家とかあって。

でもね、誰も責めないの。

みんな、お世話になりましたありがとうございましたって。

どれほど夫や息子がよくしてもらったか、とかそんなことばかり。

もうやりきれなくて。

・・・

自分でも何でこんなイメージがありありと思い浮かんだのか、不思議で仕方がないんだけど。

どちらも全く同じなの。

「自分はリーダーで、自分の采配ミスで部下を死なせたと思ってて、誰も責めたりしないのに、自分ばかり生き残ったと自らに課した罪悪感に耐えられない。」

書いてる今もハンドタオル片手に涙をぬぐいながら書いている。

実際、このイメージを見ていたときは我を忘れて号泣してたくらい。

感情がすごく動くんだよね。

でもそれが今の自分でないことははっきりとわかるから、感情そのものにのまれるようなことはないけれど。

きわめつけは、そのあとに引いたカード(わたしが使っているのはチャックスペザーノ博士のセルフ・セラピーカード)。

わたしは何となく気持ちに淀みを感じた時によくカードを引くのね。

出たのがなんと

過去世/ Other Lives。

嘘みたいな本当の話。

鳥肌だったよ。

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一通り気持ちが落ち着いたあと、そういえばイメージって書き換えが効くんだったなってちらと思ったのね。

これ、書き換えられないかなって。

橋の現場監督のストーリー、書き換えを試みたんだ。

かなり長くなってしまったので、続きは次回に!

お楽しみに。

 

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2018年6月・香港での撮影、受付けてます(^ ^)

プロフィール、カップルフォトなど、ぜひどうぞ!!