前回の記事;1.イベント会場の撮影ポイントは、点と線で考える。に引き続き、屋内イベント撮影での取り組みについて書きます。

 

 

今回は、私のお恥ずかしい失敗を元に“やっちまった!では遅いから”という観点からお伝えします!

 

 

2.「全員をまんべんなく捉える」

 

こうして書くと、ごくあたりまえのことなのですが、私はこれがイベント撮影においてどれほど大事だったのかを、失敗してみてはじめて思い知ることになったのでした。

 

 

不特定多数が出入する展示会や100名単位の催しを除けば、だいたい私が撮影を担当するのは20-50名くらいのクローズドイベントです。だから、全員を捉えるのにさほど難しい人数ではなかったはずなんですね。

 

 

登壇者とか、エライ人とか、仲がよい人、中立もしくはよい印象を持っている人って、自分が意識しなくとも、撮影枚数も多く、表情やシーンをはっきりと捉えた画像になっていました。

 

 

しかし、個人的な印象が薄いとか、むしろよくない場合は逆のことが起こってしまいました。

 

 

私の失敗を簡単にいうと・・・

「嫌だな、と思っていた人がまともに写っていなかった。」

です。それも、無意識に。

 

 

なにも個人的に苦手だからと撮影を避けた、なんてこと全くなかったはずなんです。撮影中は余裕もなく、そんなこと考えもしなかった。

 

 

でも、撮影した画像を見て気がついたときには冷や汗というか、脂汗というか、本当に“しまった!”と思いました。

 

 

あれほどシャッターを切って、全体をくまなく撮って撮って撮りまくったはずなのに。まともに撮れた写真がない。というかまず視界に入っていない。そして写っていても“なぜか”ブレていたり、焦点がずれていたり、“偶然”何かが横切って顔を遮るように写っていたり、見切れていたり。

 

 

お互いどれほど普段にこやかに接していても、写真は嘘をつかない。

 

 

怖ろしいくらいに相手に対して抱く私の個人的な感情があらわにされていました・・・こんなの誰にも見せられないよ。何より仕上がりとしてNGですよね。ダメ、絶対。

 

 

結局、その時はなんとなく「イベント記録しました」的にあたりさわりなく画像を選んで提出しました。もうね、だめだこりゃ、って感じでした。そして顔見知りにRawデータを見られたら一発で失敗がわかるでしょうね。

 

 

今でも、気をつけないと似たようなことが起こります。さすがに最初の失敗ほどではないですが。

 

 

幸か不幸か、自分の失敗に気がついてから、人が撮影した写真を見ても「あ、この人さては・・・!」と、まるで自分の写真を見るような視点で捉えてしまいます。あながち外れてはいないだろうと思いつつ。

 

 

・・・と、私の失敗談を夢中になって書いているうちに本文が長くなってしまったようです。

 

 

次回こそ本題の全員をまんべんなく捉えるに入りたいと思います。

 

 

たとえ人間関係が何ともいえない状態で撮影することになっても(?)大丈夫、解決策はあります。

 

 

あたかも大人の人づきあいをそのままなぞるかのように、苦手な人にたいしても本音をうまくやりすごしつつ、すべてを穏便に済ませることもできます(笑)。

 

 

本当はすべての人と良好な人間関係を築ける抜群のヒューマンスキルがあればよいのかもしれませんが、まぁ、そこはご容赦くださいな。

 

 

おまたせしました!感動の(?)最終回はこちらです。

・屋内のイベント撮影3:全員をまんべんなく捉える

 

 

お楽しみに!!